人間には皮膚や体温を感知するセンサーが備わっていて、脳が暑いと感じたときに汗をかいて体を冷却しようとする生理クーラーが備わっています。
生理クーラーは、汗が蒸発するときに体から熱が奪われる現象(気化熱)を利用していて、外気温に応じておおまかに3つの状態に分類されます。
①気温が低いため、汗をかかない
②気温が高いが、汗が完全に蒸発している(快適)
③気温が高すぎて、汗が液体化している(不快)
汗が気化することが冷却に大切なので、いくら汗が液体化しても体は冷却されません。
ここで行うべきアプローチは2つあります。
- 風をあて汗を蒸発させて、②の快適な範囲を広げる(空調服®、扇風機など)
- 外気温を下げて、快適な範囲にする(エアコンなど)
どちらも得られる効果は同じに思えますが、主に「コスト」と「快適さ」を考えると、空調服®を導入することが推奨されます。
空調服®は1日10時間着用(充電式ニッケル電池を使用)した場合、1ヶ月の電気代は約20円と非常に安価です。
工場をエアコンで運用する場合、月々の電気代が10万円を超えるのは珍しいことではありません。
(工場導入シミュレーションとしてまとめているので、詳しく知りたい方はこちらを見てください)
また、工場にお勤めの方は実際の電気代も確認してみてください。
空調服®導入のコストをすぐに回収できるほど、圧倒的にランニングコストの差があります。
ここではランニングコストのお話をしましたが、新規でエアコンの導入が必要になったときは、イニシャルコストがさらに追加されます。予算のことを考えると、空調服®が魅力的に見えますね
また、快適さにおいても空調服®にはメリットがあります。
みなさんは、仕事中にこういう経験がありませんか。
- ●エアコンの設定温度が高くて暑い。でも自分だけ暑がりなので、我慢するしかない
- ●スポットクーラーは快適だけど、室温は高いのでその場から動きたくない
- ●工業扇しか設備がないが、風が舞うと困るので作業中は使えない
このようにお悩みの方は、空調服®を導入することにより服の中で自分だけの快適な環境を作ることができるので、効率よく作業することができます。
(例)溶接現場など、風が舞うと困る場所では、空調服®が活躍します
(例)建設現場など動き回る環境では、扇風機やスポットクーラーより空調服®のほうが汎用性が高いです
僕みたいにあちこち動き回る仕事をするなら、空調服®がピッタリですね
空調服®を着ていれば快適なので、作業場所にこだわる必要はなくなります。
エアコンなどの空調設備のない部屋でも作業できるなら、業務の幅が広がります。
この機会に、ぜひともコストパフォーマンスに非常に優れたNクール®ウェアの導入をご検討ください。